スマートフォンの活用で大きく変化する学習スタイル
社会保険労務士試験の学習の中で、避けては通れないのが「暗記」です。
社会保険労務士試験方式自体が知識の有無を問う全てマークシート方式の試験であり、知っていれば即答できるし、知らなければ何時間考えても正答はできません。
まあ、マークシート方式なので「まぐれ当たり」の可能性はありますが(笑)
そんな社会保険労務士試験の勉強スタイルを大きく変えたのが、スマートフォンやタブレットによるスキマ時間学習です。
暗記型の社会保険労務士試験にはベストマッチ
資格試験の中でも特に暗記が重要な社会保険労務士試験には、このスマートフォン・タブレットの活用は大変相性がいいことは間違いありません。
例えば、簿記の試験や、中小企業診断士の試験など、記述・論述や計算がほとんどを占める資格の学習では、勉強時間のほとんどを机の前で実際に手を動かす時間に費やす必要があり、スキマ時間を使った学習はあくまでも補助的なものとならざるを得ません。
その点、社会保険労務士試験の場合、本試験の時間配分のシュミレーションなどを除いては、短い時間の学習の繰り返し主体でも全く問題ありませんし、むしろ「暗記」に欠かせない「繰り返し」という意味でも、短時間学習の方が向いているとも言えます。
一昔前は、このスキマ時間学習と言えば、手書きの「暗記カード」や一問一答式の小さい問題集などを使うことが一般的でした。
それが、今ではスマホのアプリなどで大部分が代替できます。
紙のカードや問題集などと違い、持ち歩きが便利なことに加え、間違ったところのみを繰り返し出題してくれる機能や、学習進捗管理など手作業では大変な作業も勝手にやってくれます。
そして実際にやってみると分かりますが、動く電車の中で立ったまま問題集のページなどをめくるのは結構大変ですが、スマホのアプリの操作であれば簡単にできます。
このようなアプリは単体で購入できるものも多くありますし、社会保険労務士試験の通信講座の中で提供されているものもあります。
今では講義もスマホで受講する時代
さらに大きいのは、スマホの画面の大画面化により、あまりストレスなく動画の視聴が可能となったことです。
イヤホンさえ持ち歩けば、電車の待ち時間、会社の休憩時間など文字通りいつでもどこでも講義が受けられます。
一般的に社会保険労務士試験の通信講座で提供する講義は60分~90分程度のものが多く、一度にこの時間を確保することは忙しい社会人にはなかなか負担ですが、10分~15分程度に区切ってスキマ時間で受講してもいいと思えば気も楽です。
通信料金が気になる方もいるかもしれませんが、WEBの講義はダウンロードできる講座も多く、家であらかじめダウンロードしておけば通信料金も通信環境も気にせず視聴できます。
また、家のテレビやパソコンで受講するよりも、他にやることがない電車の中でイヤホンで受講したほうがむしろ集中できることも多いものです。
スマホ+通信講座は社会保険労務士試験受験の最強コンビ
このようにスマホやタブレットと、アプリや通信講座の講義の組み合わせは、今では社会保険労務士試験の受験には欠かせない武器と言えるのではないでしょか。
少ない時間をどう効率的に使うが合否分けるのですから、
「社会保険労務士試験ではスマホの活用が合格の鍵」
といっても過言では無いかもしれません。
今スマホをお持ちでない方も、格安スマホや格安の通信会社も沢山登場してますから、社会保険労務士試験受験のためだけにでも手に入れておいても後悔しないと思いますよ!