まずは交通機関の状況をチェック
当たり前ですが、社労士試験に合格するためには、まずは会場にたどり着く必要があります。
朝起きたらまずは、会場までの交通機関に乱れなどがないかを確認ネット等で確認しましょう。
当然、多少の遅れ等があっても対応できる時間に起床すべきですし、前日までにトラブルがあった際の対応方法も検討しておく必要があります。
もし、台風や大雨など、天候の影響で交通ダイヤが大幅に乱れることが予想される場合には試験会場から徒歩圏内の宿泊施設を利用することも検討しておきましょう。
会場に着いたら最後の復習を
試験開始の30分前からは試験の説明などが始まりテキスト等はしまわなくてはいけません。
その1時間前、つまり試験開始の1時間半前くらいには会場に到着するようにしましょう。
実際の会場に入場できるのは、試験開始1時間前からですから、試験会場外で30分、試験会場内で30分の計1時間程度を最後の復習にあてたいところです。
試験直前の1時間程度の復習ではたいした効果が見込めないという考え方もありますが、社労士試験のような細かい数字が問われる試験では直前記憶でねじ込んだ数字が合否を分けることもありますので、管理人としては直前復習は推奨です。
とはいえ1時間程度で確認できる分量は限られていますので、見直すための教材や確認用のノートをあらかじめ選定しておきましょう。
また、それとは別に大手予備校の選択式の予想問題には目を通しておきましょう。
万が一そこから出題があった場合には、多くの受験生が正解する可能性があるため、1点が足切りを分ける選択式では致命傷になりうるからです。
試験30分前からはコンディションを整える
試験開始までの30分間は基本的にはひまな時間です。
一通りの説明を聞き終えたら、あとは気持ちを落ち着かせて試験に臨むだけです。
深呼吸や肩や首などのストレッチを行いリラックスして試験開始を待ちましょう。
とはいえ、年に1度の試験ですから平常心を保つのは難しいかもしれません。
真剣に勉強をしてきた受験生であればこそ試験直前には、それが人生の一大事に思えます。しかし、実際にはチャンスは何回でもありますし、長い人生の中では1年や2年の合格時期の違いなんて誤差のようなものです・・・と自分に言い聞かせます(笑)。
その上で、試験自体は自分の中にあるものを、単に解答用紙に記入していくだけの作業だと思って気持ちを落ち着かせましょう。
休憩時間は戦略的に
選択式が終わった後の休憩時間を心穏やかに過ごせる受験生はそうはいないでしょう。
多くの受験生が全く見たことのないような問題に驚かされ、足切りの文字が心に浮かぶいやな時間です。
しかし、多くの受験生がそのような状態であるからこそ、合格のためにはその他大勢とは違う行動をとらなくてはいけません。
ちなみに一番やってはいけないことは、終わった選択式問題の答え合わせです。
しょせん合格基準は合格発表日まで分からないのですから、貴重な休憩時間をそんなことにあててはいけません。
午後の試験の大敵は眠気による集中力の欠如ですから、前日よく眠れていなくて睡眠不足であれば、軽い昼食を取ったあとに10分程度机につっぷして昼寝をするだけでも相当眠気は解消されます。
また、後3時間30分だけ集中できればよいので、ユンケルなどの栄養ドリンクを飲んでおいてもいいかもしれません。
択一式は最後まであきらめない
択一式は長丁場であるため、午前中の選択式の結果で心が折れて途中退場する人も多いですが、そんな人たちには惑わされてはいけません。
問題数も多いため、マークミスをする可能性も高いですから、時間があまったとしても2回、3回と見直しをしましょう。
また、途中さすがに集中が途切れることもあるでしょうから、そんなときは手をあげてトイレにいきましょう。
実際、このトイレがいい気分転換となり集中力が回復したという合格者も多くいます。
社労士試験当日の心構えまとめ
社労士試験当日にできることは限られていますが、ほんの少しの行動の差が合否を分けることもあります。
実際にはベストの状態で当日を乗り切るためには、その前日までの準備がものをいいますから
- 天候や交通機関の確認
- 見直し用の教材の準備
- 冷房対策の上着、眠気対策の栄養ドリンク、万が一のための下痢止めなどコンディションを整えるための持ち物の準備
など、できることは全て行った上で当日の試験では全力を出しきって下さいね。