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社会保険労務士の勉強法「暗記編」

社会保険労務士の勉強法

社会保険労務士試験の特徴

社会保険労務士の試験は「理解力ではなく記憶力の試験」であるということがよく言われます。

それは、試験が全てマークシート方式で行われ、記述式の回答がある試験と違い、全ての問題が「知っていれば答えられる」ためです。

とはいえ試験合格に必要な知識は膨大であり、その全てを真正面から全てを暗記してしまおうとしても、普通の人間にはまず不可能です。

したがって、「暗記」に対してもある種の戦略を持って取り組む必要があります。

まずは暗記を意識しないことも必要

試験本番までの日数にもよりますが、標準的な学習期間である1年程度を想定した場合、最初の段階では暗記のことは考えなくてもよいと思います。

テキストや問題集を繰り返すうちに、自然と覚えてしまう項目も数多くあるからです。

また、そもそも全く条文や法律の理解をしないままで、むりやり暗記をしても頭に残らないように人間の頭はできています。

その上で試験が近づいてきた段階で、どうしても頭に入らない部分だけを「暗記」するというイメージです。

試験のどれくらい前から「暗記」を取り入れるからは学習期間により様々ですが、僕の場合は10カ月の勉強期間の内、試験3カ月前くらいから暗記を取り入れました。

しかし結果的に全然間に合わず、試験1週間前から夏休みが取れたので、起きてる時間の全てを漏れている知識の暗記に投入するというバタバタぶりでしたが、運良くギリギリ合格できました。

試験当日のスタート直前まで、雇用保険の受給可能日数を紙に書きまくっていたのも今となってはいい思い出です(笑)。

あまりに早く暗記したものは試験までに忘れてしまいますし、直前すぎると間に合わない部分がでてきますので、、試験の5~6カ月前から暗記を意識し始め、試験が近づくにつれ段々とその比率を高めていくことがおすすめです。

暗記法も活用してみる

世の中には様々な暗記法がありますが、自分自身が試してみて効果があったものをご紹介します。

五感を駆使する

単にテキストの暗記したい箇所を繰り返し読むだけでは、効率の良い暗記はできませんし、何より苦痛です(汗)。

例えばテキストを繰り返し読む場合でも暗記したい箇所に、線を引きながら読むという動作を入れるだけでも眼だけで文章追うという苦痛は大分和らぎますし、1回目は青線、2回目は赤線などと色を変えて、覚えていなかったところのみを繰り返し読むようにすればかなり効率アップです。

ちなみにテキスト自体も白黒よりもフルカラーや2色刷りの方が理解・暗記ともにやりやすいように感じます。

その他にも重要と思われる箇所を音読して、スマホなどに録音し、移動中などのスキマ時間にそれを聞くというのも、

  • 声に出す
  • 聞く

という作業が入ることで、暗記が促進されます。

なお、さきほどのテキスト読みにしろ、耳学習にしろ5分も時間があればできますので、電車の乗り換えや、ラーメン屋の行列に並ぶ時間など(笑)試験が近づいたら全てのスキマ時間は暗記に投入しても良いと思います。

語呂合わせ

べたな方法ですが、「語呂合わせ」も効果があります。

社労士試験用の語呂合わせ本も出版されています。

ただ、語呂合わせでの暗記はなかなか、分量をこなすことはできないので、あくまでも補助的な方法として勉強に煮詰まったときなどの気分転換がてらでの活用がおすすめです。

暗記カードの活用

昔から英単語の暗記でお馴染みの暗記カードも、短時間で何度も繰り返し眼に焼き付けることができる方法としては有効です。

ただし、5感のうち視覚のみを使う、かなりごり押しの「力技」の部類に入りますので、試験直前に

「ここだけはどうしても頭に入らない!」

という項目に対して部分的に使用するのがおすすめです。

なお、今では社会保険労務士試験の通信講座を受講することで、スマホで使える「暗記カードアプリ」などを提供しているところもありますので、そのようなものを使えばより効率的かと思います。

社会保険労務士の勉強法「暗記編」まとめ

社会保険労務士試験に合格する上でどうしてもある程度の「暗記」は避けて通ることはできません。

だからこそ、楽しく効率的に取り組みたいものですね。

この記事で紹介した方法を使って参考に自分なりの暗記術を編み出してみていただければと思います。

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